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#別居 . #DV・暴力 . #離婚請求

モラハラ・DV夫との協議離婚!2か月で離婚を獲得したケース!

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秦 真太郎 弁護士が解決
所属事務所雨宮眞也法律事務所
所在地東京都 中央区

この事例の依頼主

30代 女性

相談前の状況

2年ほど前に結婚しました。結婚前は、夫はとても優しかったのですが、結婚して、私が仕事を辞めた途端、「誰の給料で生活できてると思ってるんだ」といった暴言が始まりました。最初は、私の家事が至らないところもありましたし、多少夫に強く注意しててしまうこともありましたので、我慢していたのですが、夫のモラハラやDVはエスカレートしていき、お互いの両親も交えた話し合いで、一旦私が実家に戻ることになりました。その後、私の方から、直接離婚を切り出したのですが、夫は「俺が怒るのはおまえのためを思ってしたことだから悪くない」「おまえにはやり直そうという意識が足りない」などと言われ全く話になりません。このままでは一向に離婚話が進みませんので、できる限り早期離婚に向けて話をして欲しいです。ーーーーーーーーーーー(以下、暴言の内容等)ーーーーーーーーーーー【毀損行為】こちらが大切にしている宝飾品を外に投げてなくしてしまったことがあります。私の携帯電話を壁に思いっきり投げて壊してしまったことがあります。【暴言】「誰の家だと思ってるんだ」「誰の給料で生活できてると思ってるんだ」を口癖のように言います。また、夫のマイルールに違反すると、「出て行け」と言われることも多いです。【行動制限】私が複数の友人との飲食に出かける際にも、その中に男性が含まれている場合には、その男性の名前や知り合ったきっかけなどを詳しく説明しなければならず、説明不足などがあると「裏切られた」「もう絶対に外での食事は認めない」などと言われます。また、門限が23時と決まっていて、門限を1分でも過ぎると自宅に入れてもらえなかったこともあります。【独断】夫は、自分の考えが絶対に正しいという人なので、私の意見を聞き入れてくれたことがありません。「おまえは常識がない」と言われることもありました。【態度の急変】一緒にリビングでテレビを見て談笑していたら、突如夫がキレ始めるなど、何がスイッチでキレるのかが分かりません。キレたときの怒りようは異常とも思えるのですが、翌日は優しく接してくるなど、態度がコロコロ変わりますので、振り回されながら生活しています。【心身の不調】結婚していた期間は短期間ですが、耐えながら生活していましたので、別居直前は、夫が帰宅するドアの音が聞こえるだけで張りつめたような状態になり、不眠気味、日中頭痛がしたこともあります。

解決への流れ

最初に相談をした弁護士さんはモラハラのことをよくご存じではなかったようで、私が離婚したい理由を説明しても、今ひとつ理解してもらえませんでした。その後、秦弁護士に相談しましたところ、秦弁護士からはモラハラチェックシートを頂き、チェックシートに記入することで、私が抱えている問題を簡潔にまとめていくことができました。夫は、外面が良く、そのため、共通の友人に話をしても、「実際には奥さんの方が悪いんじゃないか?」と言われてしまうこともあったほどです。そのため、弁護士さんも夫の外面に騙されてしまうのではないかと不安だったのですが、交渉がスタートすると、そんな心配は杞憂でした。むしろ、秦弁護士を通じて、離婚の話を進めていると、夫の方も本性を現してきたようで、夫に相談せずに離婚を勝手に決めたことは許せないとか、別居は関係修復のための別居だったはずだなどと巻くし立ててくることもあったと聞きました。ただ、秦弁護士の方から、私が離婚したい理由をしっかりと丁寧に伝えてもらうとともに、このまま協議離婚の話し合いが進捗しないようであれば、離婚調停になることを伝えてもらいましたら、協議離婚で解決することができました。2か月で離婚することができましたので、早めに新しいステップに進むことができたと感じています。

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秦 真太郎 弁護士からのコメント

このケースでの、夫の給料を誇示してくる暴言や行動制限は、典型的なモラハラ行動と言えます。このようなモラハラ夫との交渉では、ご依頼者様の言い分だけを一方的に伝えるだけでは、決定的に対立してしまうだけで、離婚が遠のいてしまうことが多いです。特に、今回のモラハラ夫は、プライドが高い印象でしたので、そのプライドを真っ向から挫くのではなく、逆用する形で解決しました。要するに、夫側もまだ30歳で、再婚も考えられる年齢でしたので、調停離婚となると再婚に支障が出かねないという点をさりげなくアピールしつつ、また、相手の疑問に思っている部分にもしっかりと回答しながら丁寧に交渉を進めました。交渉は難航しかけてしまい、一旦は離婚調停の申立書の準備まで完了したのですが、土壇場で夫側の離婚承諾を得ることができ、協議離婚を成立させることができました。モラハラ・DV離婚のケースでは、離婚までの期間が短ければ短いほど、ご依頼者様の不安は少なくて済みます。そのため、私は迅速な事件処理に努め、今回は2か月での離婚に漕ぎつくことができました。【弁護士秦のノウハウがぎっしり詰まった関連記事】▼弁護士秦のモラハラ・DV総合サイトはこちら▼http://www.hata-lawyer.jp/morahara_dv-sufferer/▼モラハラ離婚)解決までにかかる期間はどのくらい?http://www.hata-lawyer.jp/blog/2018/03/post-158-578895.html▼モラハラで協議離婚できるか?▼http://www.hata-lawyer.jp/blog/2017/12/post-151-530147.html▼離婚調停って何だ?▼http://www.hata-lawyer.jp/blog/2016/10/post-106-311752.html▼弁護士はモラハラ夫とどの様に敵対し、向き合っているのか?▼http://www.hata-lawyer.jp/blog/2017/12/post-152-530158.html▼これってモラハラ?(夫婦の間でどこまでが許されるか?)http://www.hata-lawyer.jp/blog/2017/12/post-155-545874.html▼ズバリ!弁護士から見たモラハラ夫の共通点http://www.hata-lawyer.jp/blog/2018/05/post-177-599873.html▼モラハラ証拠の決定版はこちら!▼http://www.hata-lawyer.jp/blog/2017/12/post-154-545816.html