この事例の依頼主
男性
相談前の状況
別居した妻が、子どもと会わせないので、1年以上、子どもに会っていません。当事者間の話し合いは難しいので、相談に来られました。
解決への流れ
面会交流調停を申立て、裁判所で話し合いをしました。調停委員の他に、調査官がついて、夫、妻、子どもの聞き取りをしてくれました。その後、裁判所で試行的に子どもと面会をすることができ、子どもと和やかに過ごすことができました。最終的には、裁判所が妻を説得し、月1回の面会交流が実現しました。
面会交流は、父親にとっても、子どもにとっても大事な権利です。子どもは、一緒に住んでいる母親の顔色を伺って、父親との面会を拒否することもあります。そこで、妻が、正当な理由なく拒む場合は、裁判所に調停を申し立てることをお勧めします。裁判所では、調査官が子どもの意向を聞いてくれたり、試行的に裁判所の中で面会をする場合もあります。