この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
インターネット上の掲示板に自分や家族の情報が晒されました。実名などではないのですが,分かる人には分かるという情報です。そこからは,誰が犯人なのか,疑心暗鬼になって夜も満足に眠れませんでした。お金が欲しいわけではなく,とにかく削除してもらいたいということと,こういう投稿を辞めて欲しいという気持ちでした。
解決への流れ
掲示板の運営業者に対してIPアドレスの開示を求めるとともに削除依頼をすること,その後,IPアドレスを頼りにガイドラインに基づきプロバイダに対して発信者情報開示をすること,その手続の中でプロバイダから投稿者に照会が行くことがあることを助言しました。
プロバイダから投稿者(契約者)に照会が行ったと思われる時期から新たな投稿がピタッと止まりました。プロバイダからの照会も事実上,今後の被害拡大への大きな抑止力になりえます。裁判等までしなくても目的を達成できたとご満足いただけたことで私も嬉しく思います。